横浜線開業100周年まであと27日、横浜線今日の車両H27編成編

横浜線開業記念日まであと27日、今日から100周年のカウントダウンも兼ねて横浜線の車両を1編成ずつ紹介します、今日はH27編成です。

H27編成プロフィール

【落成日】1986年2月20日(6扉車は1991年11月20日
【製造メーカー】川崎重工業(6扉車は近畿車輛
【移動暦】2003年8月山手電車区(東ヤテ)から転属
【編成】クハ204-30+サハ204-30+モハ204-90+モハ205-90+サハ205-59+モハ204-88+モハ205-88+クハ205-30

H27編成は1986年2月に誕生しました、落成日で分かる通り国鉄時代に生まれた車両です、横浜線の生え抜き車で一番古いH1編成でもJR東日本になってから誕生なので横浜線で唯一の国鉄生まれの車両です、国鉄生まれだけに他の車両と大きく違います、分かる所だけ言うと4扉車のドア窓が小型、種別表示機の未設置があります。

山手線時代の1991年に本格的に6扉車の投入が決まりヤテ30も連結をしました、横浜線も後に6扉車が投入しますが既に209系電車が量産化していた為に209系に沿った形で作られました、その為H27編成車とはドア窓の形状、車椅子スペース、網棚で既存車両と大きく異なっています。

長らく山手線を走ったヤテ30も時代の流れでE231系500番台が山手線に投入となりヤテ30は転属をする事になりました、でも当初は横浜線に転属計画は有りませんでしたが横浜線の輸送強化の為に急遽横浜線への転属が決まりヤテ30が横浜線へ行く事になりました。

転属に当たっては5号車のモハ204-89がGMが搭載していない為にMM'89は仙石線に行く事になったので残り9両ですがサハ205-58は残念ながら保留車となり上の編成が横浜線に行きます、転属に伴う工事はD-ATCの搭載と種別表示が無いので前面行き先表示のLED化、ATS-Pの搭載を行ないました、こうしてヤテ30はH27に変わり横クラに転属をしました。

転属当初は横浜線唯一のLED車だったので珍しい存在でしたが既存の車両もデジタル無線搭載に伴い種別表示機が使用停止になったのでLED化を行なっているのでH27編成は目立たなくなりましたが横浜線でドア窓が小型なのはH27編成だけなので貴重な存在には変わりはありません。

※参考資料
[rakuten:book:12611944:detail]