東海道線で半自動ボタン使用開始

今日からJR東海道線の始発駅で半自動ボタンの使用が開始されます、これは停車時間が長い始発駅での冷暖房による車内空調を保つのが狙いです、使用開始前後の違いは今までは車掌が全てドア開閉を行っていましたが今日からは車内清掃の後は車掌が半自動にして乗客が扉横にあるボタンを押してドアを開閉させます、事情を知らないと何時までもドアが開かずひたすら待つ事になります。

発表から開始まで随分と短時間だと思いますが車両が113系からE231系に移行した時に湘南新宿ライン経由で高崎線へ乗入れが決まっていたので高崎線では標準だったので半自動ボタンを取り付けていました、最近はE233系も取り付けて居ますが近い内に復活する上野-東京間直通で宇都宮線高崎線との運行を行うので取り付けていました(置き換えられた211系には準備工事で設置はしていません)だから簡単に半自動ボタンの使用が出来る様になっています。


半自動ボタンは使用している所が相模線、中央線高尾以西、青梅線八高線等都心から離れた場所で使用しているので一部では「田舎の電車みたいで…」と困惑した書き込みも有りましたが都市部で使わなかったのは乗降頻度が多く折り返しの停車時間も短いので使用していなかったのと国鉄時代から115系の手動扉や211系の半自動ボタンは寒冷地対策用なので宇都宮線高崎線115系と半自動ボタン付きの211系に対し東海道線は全自動の113系と準備工事の211系が投入されました、だから半自動ボタンと田舎とは無関係です、最初は戸惑う利用者も居るかも知れませんが慣れれば問題が無くなります、但し東京と品川は始発から15時までで他は終日です。

因みに房総地区の場合211系が居た頃は高崎線からの転属だったので始発駅や途中の駅で5分以上停車の時は使用していましたが209系は4扉の内一つだけ開けたままにして他を締切にする装置を搭載したので半自動ボタンは無くなりました…この装置は常磐快速のE231系の他半自動ボタン搭載の車両を含めたE233系にも搭載しています。