青森の旅の報告、だいぶ遅くなりましたが最終回です、翌日の7時30分に目覚めた私は着替えとかした後で時間があるし酔いも覚めたので弘前市に行き弘南鉄道に乗車しに行きました、五所川原を7時50分出発をして8時55分弘前駅前に到着し近くの駐車場にbB君を止めて弘南鉄道の駅舎に行きました。
弘南鉄道の駅舎はJRと共に改築工事を受けたために綺麗になっています、駅舎の中も最新の券売機が設置されている一方で硬券があったり切符を切る鋏があったりと懐かしい物もあります。
その弘南鉄道･･･実は平賀駅構内で脱線事故を起こし3日間運休し6月15日に復旧も交換なしの暫定ダイヤで営業し私が来る5日前の8月1日に快速を除き通常ダイヤに戻りました。
9時19分に電車が到着、でもすぐには改札を行なわず発車5分前に改札を行ないます、9時25分改札を開始駅員氏の改札を受けてホームへ、ホームには元東急電鉄の7000系がいました。
7023です、この顔は東急オリジナルなので分かる人にはわかりますね、そして
ベンチレーターです、弘南鉄道の車両は全車非冷房です、このベンチレーターも懐かしいですね
運転士氏がいないので運転台を撮影、ワンマン機器以外は東急時代と変わりません
ドア開閉ボタンです、東急時代には搭載されず、ワンマン改造時に取り付けたと思われます。
もはや死語になりつつある「シルバーシート」のステッカー、東急時代のままと思われます
これは東急のつり革です、これもそのままなんだ
こちらは代わって7013の方です、弘南鉄道のロゴです
こちらが7013側の前面です
9時30分弘前駅を出発をしました、奥羽本線との併走の後最初に止まるのが弘前東高前駅えきです、元々は交換駅でしたが現在は1面１線のホームです、無人駅ですが駅舎があります、次は運動公園前駅です1面1線の地上駅で無人駅です、名前の通り弘前市総合運動公園があります、 次は新里駅です1面2線の島式ホームですがここでは交換はありません、無人駅です、 次は館田駅です、ここで初めて弘前行きと交換を行ないます、その為島式の２線ホームになっています、因みに交換した車両は先頭改造車でした。
次は平賀駅です弘南鉄道本社や車庫が有る駅です対面式ホームではありますが快速以外は列車交換は行ないません、その列車交換も例の事故で快速が運休となった為に当駅で交換も無くなり2番線ホームも使わなくなってしまった･･･本社があるだけあって・自動券売機・売店があリます、次は柏農高校前駅です、名前の通り近くに青森県立柏木農業高等学校があります、1面1線のホームです、次は津軽尾上駅です、ここでも列車交換ですが私が乗車した電車はありませんでした、駅舎はありますが平日の朝と夕方の以外は無人駅です、私の時は休日でしたのでいませんでした、次は尾上高校前駅です弘南鉄道の駅では新しく1999年4月1日に開業しました、駅近くに同名の県立高校があります。
この間にちょうどこれを撮影しました
製造名はともかく所有が東京急行電鉄のままでした
次の駅は田舎館駅です、これだと「いなかかん」と読みそうですが「いなかだて」です、ここで弘前行きと交換です、次は境松駅ですホームと待合室の有る駅です、もちろん無人駅、そして次は終点の黒石駅です、駅舎は生協のお店も併設して居ます、そして留置線もあります、まずはホームに到着時の様子です
留置線には7012がいました
隣ホームには･･･
何と元黒石線の検車庫と給油所がありました、かつて黒石駅と川部駅を結ぶ黒石線がありました、元々は国鉄黒石線を弘南鉄道が引き継いだもので黒石駅を弘南鉄道の方に線路を切り替えキハ22を譲りうけ営業したもののキハ22が老朽化に為に1995年に小坂製錬小坂線で使用されていたキハ2100形2両を譲りうけたものの利用者減には勝てず1997年に廃線となりました。
今度は駅を出て道路側から7012を撮影です。
おや隣は･･･
これは元国鉄のラッセル車のキ100形ですね、雪降った時に活躍しますがこの荒れっぷり本当に使われているか疑問･･･前も撮影
7012の弘前側の7022も撮影しました
反対側では黒石ねぷたが出陣しようとしています
石黒や弘前は扇ねぷたが見られます、黒石の掛け声は「やーれやーれや」です、掛け声も地域差があって青森は「ラッセラー」これは猫ひろしさんの掛け声でも有名ですね、弘前は「ヤーヤドー」そして五所川原は「ヤッテマレ」です、近くに行って見るとこんな形です
今度は別の角度からホームを撮影
さっきの旧黒石線検車庫を撮影
旧石黒線ホーム
もう使われない給油所
黒石駅駅舎
これで時間となり今度は9時50分で弘前に戻りました、途中の平賀駅で今度は元南海の1521系を見ましたがこんな状況でした
ものすごいボロボロでした、やはり7000系が高性能の3つドアに対し1521系は4つドアの吊り掛け式だからなぁ･･･
