http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050926-00000006-ykf-spo
田尾安志監督の解任については色々と言いたい事があるので長くなるかも知れませんがこの点はご了承を。
はっきり言ってしまえば寄せ集めの選手でペナントレースを戦ってきたわけだから１年目はこのような結果になったのは仕方がないことである、唯一の救いは１００敗阻止が出来たことである、ファンは１年目から優勝は望んではないソフトバンクホークスが時間をかけて上昇チームに発展したのがいい例である、フロントはその点を解ってほしかった、今年の戦力では掛布さんがやろうと野村克也氏がやろうと王貞治監督がやろうと結果は変わらない。
もう一つ問題がある、もし次期監督も成績不振だったらまた１年で解任するのだろうか？さすがに次期監督にも同じことしたらファンはさすがに怒るだろう、それだけではない誰も監督を引き受ける人がいなくなってしまう「楽天の監督？駄目駄目、給料安いし、フロントはうるさいし、おまけに成績不振で即解任やってらんない」球界の常識になりかねない。
次期監督は野村克也氏が最有力とされている、確かに野村氏は田尾監督と比べたら実績は大きい、次期ヤクルトの監督とされる古田敦也捕手を育てたのは有名であるし、楽天に似たような状況の南海に選手の再生に成功し「野村再生工場」との異名をもらった、ヤクルト監督時に他球団選手のデーターを取らせて「ＩＤ野球」と名づけられたりと実績は数多い。
だが果たして球団は次期監督と運命を共に出来るのか？ちなみに最有力候補の野村氏の監督１年目の成績は南海は２位だったもののヤクルトは５位、阪神は最下位と南海以外はＢクラスである、野村氏が監督を務めてもこの後の補強にも寄るが現状では厳しいのではないか？球団が本気ならばシーズンオフの補強をしっかりして欲しい、もう次期監督に「解任」の文字はない、次も解任となれば球団の信用はガタ落ちである、その辺を球団は考えてももらいたい。
