鉄道コレクション第19弾の車両紹介 最終回 ひたちなか海浜鉄道 キハ3710形

おはようございます、先週から始まった鉄道コレクション第19弾の車両紹介も今回で最終回です、最終回はひたちなか海浜鉄道キハ3710形です、ひたちなか海浜鉄道茨城県ひたちなか市勝田駅から阿字ヶ浦駅までの14,3?を結ぶ鉄道路線第三セクターの会社です、第三セクターと言うと国鉄やJRからの特定地方交通線の転換路線のイメージが強いですがひたちなか海浜鉄道国鉄やJRからの転換ではなくえちぜん鉄道同様私鉄からの継承でかつては今もバス会社として残っている茨城交通湊線でした。

茨城交通時代はキハ20系列を積極的に購入したり初めてのステンレス気動車を導入したりしました、キハ20系列はバラエティーに飛び北は北海道羽幌町の羽幌炭鉱鉄道のキハ22から岡山県水島臨海鉄道まで全国からキハ20系列がかき集めました、そしてキハ20系列が一段落をしたら流石に老朽化が進んだ為に1995年にキハ3710形が導入されました、キハ3710形はNDCなのでキハ125形に準じていますが違いは塗装のみでトイレは無しです、形式は湊線にちなんで3710になりました、1998年に1両追加し2002年に改良型のキハ37100形が導入されました、違いはブレーキの2重化です、同様な変更は第8回の島原鉄道キハ2500形でも有りました(2550形)

キハ37100形導入の頃から湊線の運行も厳しくなり2005年に遂に2008年に湊線の廃止を発表、地元は財政支援を含めた存続を求め交渉を続けた結果ひたちなか市茨城交通が出資する鉄道会社を設立をすることひなりこれがひたちなか海浜鉄道となります、2008年4月1日にひたちなか海浜鉄道湊線として再出発をしました、キハ3710形は茨城交通色のままひたちなか海浜鉄道のロゴを貼る形となりました、これが鉄道コレクションのプロトタイプとなりました、茨城交通の置き土産であるキハ20系列も平日とイベント開催時を中心に運行をし今では貴重なキハ20系列を運行しているといて多くの鉄道ファンが訪れています、企業努力も積極的に行い那珂湊駅で駅猫が評判となり、2010年にはキハ3710形とキハ37100形も新塗装となりさぁこれからと言うときに2011年に震災が起きました、津波被害は有りませんが地震によって線路が被災し全線運休を余儀なくされました、それでも復旧へ全力で取り組み6月25日に中根ー那珂湊間が再開し7月23日に全線で運転を再開をしました。

現在もキハ3710とキハ37100は塗装変更後の姿のまま活躍をしていますので製品化した茨城交通色ではありませんが地元から一番近いプロトタイプなので行けるタイミングを見つけて行きます、直接確認したいキハ37100形とキハ3700形の差異が無ければ37100形の茨城交通色として購入をしたいのでその為にも車番変更用のデカールかインレタ を見つけないと…

10回に渡ってお送りした鉄道コレクション第19弾の車両紹介は今回で終わりです、明日か明後日におまけをやります。