24時間監視介護回避

今日はJR東海管内の東海道本線で起きた人身事故に対する賠償請求問題の判決があり結果は賠償無しとなりました、JR東海からすれば自分たちの責任は無いと言うのを主張したかったかもしれませんが仮にJR東海勝訴の判決が出たら認知症の患者や知的障害者が線路内に立ち入り人身事故が起きたらバンバン鉄道会社が損害賠償をすることになり事実上の24時間監視する介護の始まりを意味します。

実際に家族が24時間監視するのは不可能だし東海道本線クラスとなれば当然貨物列車も有るので24時間監視しなくてはなりません、施設に預けるにしてもお金が掛かるし気持ちの問題も生じます、鉄道会社だって全ての線路を新幹線みたいに線路に立ち入れないするのは不可能で有り全ての高架化や地下化も不可能です、今回はJR東海と遺族の勝ち負けの問題ではなく社会全体で認知症の患者に対してどのような支援をするかを考える時期に来たと思います。