横浜線を走る車両達 その4 H26編

横浜線を走る車両を紹介する企画も今回で第4弾今回は昨日ムヒョトレインの隣にいたH26です。


H26は1990年9月に誕生しました、しかし横浜線の当時所属していた蒲田電車区には行かずに浦和電車区に配属となりました、もちろん京浜東北線ですので10両編成です編成表は以下の通りです。


大宮 クハ205−136−モハ205−367ーモハ204−367−サハ205−218−モハ205−368−モハ204−368−サハ205−219−モハ205−369ーモハ204−369−クハ204−136 大船


当時の京浜東北線は103系が主体で205は6編成60両しかなく貴重な存在でした、しかし僅か2年後の1992年JR東日本が次世代の通勤電車として901系(現209系900番代)量産車として209系が誕生(俗に言う走ルンです)この煽りで136編成車を含む3編成が転属をする事にしました、2編成が10両のまま総武線へ行きましたが136編成車も普通ならそのまま総武線ですが横浜線が1編成必要となった為に京浜東北線の乗り入れの都合もありATC付きの車両が必要となりました、そこで136編成車の登場となりましたしかし京浜東北線は10両、横浜線は7両3両が余ります、また総武線はもう1編成必要です、そこで南武線に所属しています103編成車を活用する事にしました、編成は以下の通りです。


千葉 クハ205−103−モハ205−276ーモハ204−276−サハ205−218−モハ205−368−モハ204−368−サハ205−219−モハ205−277ーモハ204−277−クハ204−103 三鷹


※強調部は元京浜東北線


そして残ったのは


クハ205−136−モハ205−367ーモハ204−367−モハ205−369ーモハ204−369−クハ204−136


です、しかしさらに問題が・・・6両しか残ってないので7両編成の横浜線では使えない、そこでたった1両サハ205−232を川重から新造して連結しました最終的には以下の通りとなりました。


八王子 クハ205−136−モハ205−367ーモハ204−367−サハ205−232−モハ205−369ーモハ204−369−クハ204−136


こうして蒲田電車区に配属し横浜線の車両としてカマ26として再出発しました、まあ蒲田電車区は所属してないが京浜東北線の車両も来ているのでカマ26にとっては蒲田電車区は新天地と言うわけではないけどね、その後はスカート、外幌、6扉車も連結し何も変化がないと思われたが2002年に変化が起きます。


横浜線の行き先表示をより解りやすくする為に2編成を試験的に行き先表示幕を変更する事になりH26はその試作幕を使用する事になりました、今の行き先表示は黄緑色に黒字ですが試作幕は黄緑色に白文字でした、ところが試作品は白文字の為、非常に見ずらい為に本採用とはならず結局現在の幕に変更となりました。


ちなみに試作幕を使用したもう1編成はなんとムヒョトレインH24だったりする。


こうして列車運行番号のLED化を行ない現在へ至ります、しかし7月23日現在D−ATC化は行なわれておりません、またH26は横浜線の車両としては唯一運転台に各車両の開閉状況をしめすモニターもあります

4扉車の最終新製車が連結されているH26この後どんな活躍をするのだろうか?時間が合えばあってみたい車両である。

ここからは10月10日に撮影
 よく見ると元京浜東北線と言うが解ります


参考資料

JR電車編成表 (’04冬号)

JR電車編成表 (’04冬号)