横浜線開業100周年まであと25日、横浜線今日の車両H25編成編

H25編成プロフィール

【落成日】1989年2月24日(大船工場製は1989年2月15日、6扉車は1994年11月16日)

【製造メーカー】東急車輛(MM'230とT145は大船工場、6扉車は近畿車輛

【移動暦】無し

【編成】クハ204-85+サハ204-125+モハ204-230+モハ205-230+サハ205-145+モハ204-229+モハ205-229+クハ205-85

H25編成は横浜線直接投入車最後の編成ですがこの編成は特徴ある編成です、それは大船工場製がある事です、大船工場は現在の鎌倉車両センターから海側にある工場です、現在は統合され廃止になっていますがH25編成の内の3両はここの生まれです、今でこそ新津車両製作所がありますが当時からJR東日本自身で車両の製造を考えていてその為のテストの意味合いでH25編成の一部を大船工場で作りました。

製作に当たっては大船工場から近い東急車輛の技術供与で製造し、この後も205系500番台の一部、107系、209系の一部の製造も行ない、この後新津工場を改装して新津車両製作所の誕生に繋がります、新津車両製作所の第一歩がこのH25編成だったりします。

H25編成は製造後他路線の試運転にも使われ埼京線京浜東北線総武線の試運転電車にもH25編成は活躍をしました、この後は6扉車とスカートの取り付けを行ないました、そして2005年8月にD-ATCを搭載しました、初のD-ATC搭載はH27編成ですが既存車両の初の搭載はH25編成です、ここからD-ATC搭載工事が始まりました、デジタル無線は現時点で未搭載ですので幕式ですが突発の横クラ改造が無ければ幕式最後になる可能性があります…いつまで幕式でいられるかは分かりませんが長く幕式で残って欲しいですね。