つくばエクスプレス駅紹介  5.5デッドセクション編

シリーズで紹介してますつくばエクスプレスの駅ですが今日は駅ではなくみらい平ー守谷間にある交直流デッドセクションを紹介します。(一部10月2日撮影、改訂)

デッドセクションとは架線はあるものの電気の流れてない区間をいい死電区間とも言います、つくばエクスプレスでは守谷ーみらい平間にあります秋葉原ー守谷が直流守谷ーつくば間が交流となってます、でも何故たった5駅の為にわざわざ交流電化にしたのか?それは茨城県新治郡八郷町に気象庁地磁気観測所があります、この施設の周辺直流電化の鉄道があるとここの観測に重大な影響が出る為に交流電化となりましたちなみに常磐線も同様の理由で取手から先が交流電化となってます。

デッドセクションの通過の方法ですが、デッドセクションの手前でノッチオフ(車で言うアクセルを放す)をします、デッドセクションに入るとここで交直流切り替えスイッチを使い切り替えます、昔の電車は中の電気が消えたので誰でも解りましたが*1最新の電車では消えずにすんだので知識がないと解らなくなりました、つくばエクスプレスの車両はすべて自動で行います、では写真で紹介します。

 みらい平駅を出発して高架に出たところです
 この時点ではまだ交流です
 デッドセクションを知らせる標識でがあります
 拡大図です
 ここがデッドセクションです
 解るようにピンク色で示してます。
 デッドセクション通過
 表示も直流に変わりました
 橋を渡れば守谷駅はもうすぐです。

デッドセクションはこれで終わりです次回は守谷駅です。

参考 気象庁地磁気観測所
http://www.kakioka-jma.go.jp/index_j.html

*1:つくばエクスプレスのの路線図タイプの案内表示のランプは消えてしまう