あれから10年

今日は2001年にJR山手線新大久保駅で日本人カメラマンと韓国人留学生が線路に転落した男性を助けようと線路に降りて電車に跳ねられて死亡する事故から10年が経ちました、亡くなった方に韓国人留学生が居た事も有り日韓で大々的に取り上げていました。


この転落事故を受けてJR東日本はこの時期に事故防止キャンペーンを行う事になりましたがと同時に事故防止の為に転落感知マットやステップ等を設置をしましたが何と言っても究極の対策はホームドアですね、確かにホームドアは転落事故を防ぐには持って来いです(但し南北線タイプ以外は自殺を除きます)しかし簡単にホームドア設置と言いますが実際に投入となるとホームの強度や車両の扉位置及び幅の統一をしなくてはなりませんので実際は非常に難しいのが現状です。

例えばJRの在来線で初めて投入となる山手線はホームドア設置の為に6扉車を廃車にして4扉車を投入をしました、しかも10号車は京浜東北線E233系と合わせる為に扉位置まで変更をしています、最近はJR西日本が3扉車と4扉車を併用して停車させる事が出来るホームドアを開発中ですが実用化までは時間が掛かるので現状ではホームドアを増やすのは難しいですね。
因みに我が地元の東西線東京地下鉄の車両ですらドア位置やドア幅がバラバラなのでホームドアは20年以上は設置されない事は約束されています…てか永遠に無いかも…